2011年7月6日水曜日

正しい指の角度で弾こう!

ギターを簡単に弾くためのコツは、体の自然な動きや体勢の中で演奏することです。
つまり体に無理をさせないということですね。
リラックスした自然な体の状態がとても大切なのです。
ギターを持ったときの左手の形も同じです。
自然な手の形ができれば良い演奏につながります。
ここでは正しい左手の指の角度について説明していきます!


正しい指の角度で弾けばギターは簡単になる!
まずこの写真では、弦に対して指が垂直に入っているのが分かります。
指は伸び切ってしまい、これでは力が入りませんね。
かと言って指を丸めたとしてもネコの手のようになり、スムーズな無駄の無い動きをするには程遠いものです。
これは自然な左手の形ではなく、無理をしている状態と言えますね。


一方この写真では、弦に対して指が斜めに入っているのがわかりますね。
この斜めの角度がとても大切で、実は指先にかかる力の方向が自分の体の中心に向かっているのです。
つまり無理なく自然な形で指がとても安定するということなのです!


そしてもう一つのポイントを付け加えますが、親指と人差し指の位置関係に注目してみてください。
普通の持ち方のように親指が人差し指や中指の裏側に来るのではなく、親指はヘッド寄りに位置し、人差し指から小指までの4本の指と重なっていませんね。
親指からの力は右向き矢印の方向に、人差し指からの力は左向き矢印の方向になり、実は「テコの原理」が働いているのです!
なので握力を使って弦を押さえるのではなく、軽い力でしっかりと押さえられることになるのですね!

コツ(感覚)をつかめばすぐに上達できます!
この指の角度を身に付けるには、一日何分間練習するぞ~!というものではなく、ギターを弾く度に「ちゃんと正しい角度になっているかな?」と意識することがとても重要です。
自分の好きなメロディやフレーズをこの角度で弾いてみて、メリットを実感できればオーケー!
がんばってコツを掴んでくださいね!