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2015年2月10日火曜日

PatMethenyLabo:Have You Heardアドリブの組み立て研究


Patの代表曲「Have You Heard」を用いて、アドリブの組み立てを研究してみましょう!
題材はDVD「More Travels」バージョン、アドリブスタートから56小節目までです。
今回は以下の2つのポイントを意識します。

1:アドリブ部分の曲フォームのアナライズをする。
2:どのタイミングでどんなフレージングをしているかを聴き取る。

ではさっそく曲フォームのアナライズをしてみましょう。
Have You Heardのテーマ部分は7/4拍子ですが、ではアドリブ部分はどうなっているでしょうか?
(余談:7拍子でこんなに印象的なメロディを作れるとは本当に驚きですよね!)
実は普通の4/4拍子です。
あ、テーマとアドリブで違う拍子にしても良いんだ、と思われた方もいるかと思います。
ジャズスタンダードだとテーマ部のコード進行そのままでアドリブを演奏するのが普通なのですが、オリジナル曲の場合にはそうする必要は無い、自由に曲を組み立てて良いということですね。
(余談:Mike Sternもよくこのアプローチをしますね!)
次にコード進行を聴くと、実はマイナーキーのBlues進行になっています。
アドリブとしてはずいぶん基本的な、聴きやすいフォームということなのですが、その上でどんな面白いアプローチをしようかということがPatの真骨頂だと思います。


2015年2月3日火曜日

PatMethenyLabo:パット的ギターの構え方についての考察

ギターの構え方はそのギタリストを知るためにとても重要なポイントです。ギターの位置により演奏性が異なり、演奏内容そのものにも影響を与えます。これは大袈裟な言い方ではなく、Patのように演奏したければPatのようにギターを構えなければいけないということです。以下、Patのギターの構え方について考察していきましょう。

Patはかなり高くギターを持ちます。一般的にジャズギタリストはギターを高く持つ人が多いのですが、その理由は何でしょうか?他ジャンルのギタリストと比較しながら考えてみましょう。


2012年6月21日木曜日

PatMethenyLabo:Target Note Approach / unitの特性と分類

Third WindでPatが演奏している長いtarget note approachのフレーズ。
それを構成する短いフレーズ群のことを"unit"と呼ぶこととします。ここでは各unitの特性を明らかにし、フレーズとして使用するアイディアを紹介します。

まずPatがよく演奏するunitの特性を分析し、同じ特性を持つものに分類してみましょう。
unitは4音で構成されています。
赤字で書かれている数字はunitが向かう音(target note)を表しています。

●タイプA:target noteに直接アプローチするunit


薬指(a)から始まりクロマチックスケールで3音下降する。
3音目の人差し指(i)の次に隣の弦を中指(m)でハンマリングし、target noteに着地する。


人差し指(i)から始まり、すぐに隣の弦を中指(m)でハンマリングする。
それと同じ動きをもう一度繰り返し、target noteに着地する。


2012年6月5日火曜日

PatMethenyLabo:「James」アドリブ研究その4

Patが敬愛するアメリカのシンガーソングライター、James Taylorに捧げた曲「James」。
優しいメロディラインはすぐに口ずさめるくらいポップでありながら、モーダルインターチェンジを駆使したコード進行がとても印象的です。
Acousphereを始めた当初からの愛想曲ですが、いつも演奏しながら気持ちが癒されます。
Patの作曲法の奥深さと、インプロビゼーションの巧みさを絶妙なバランスで聴くことができるアルバムバージョンから、アドリブソロを1フレーズごとコピーし分析していきたいと思います。

Jamesのオリジナルアルバム・バージョンからのアドリブソロコピー、その4です。

<フレーズの説明>
・再生時間2秒
15小節目4拍目のウラ拍から始まるフレーズの、最初の4音を取り上げます。
コード進行はC#m7b5からF#7へとつながる移り変わりの激しい箇所です。
Patはこれらのコードを几帳面になぞるのではなく、重要なポイントに絞って演奏しています。
Patの音使いはF#、G、A#、C#となっていますが、これらの音をどのように解釈すれば良いでしょうか。
C#m7b5からみると4度、b5度、6度、ルートとなります。
F#7からみるとルート、b2度(=b9度)、3度、5度となります。
両者を比べてみると、F#7(b9)のコードトーンを弾いていると考えるのが一番シンプルだと思います。
Patはこの場合(流れの早いコード進行のとき)無理に全てのコードを弾こうとせず、印象的なコードに絞りフレーズをくっきり聴かせているということが言えると思います。


2012年5月1日火曜日

PatMethenyLabo:Target Note Approach / 調性感と無調性感"

Third Windで使われているtarget note approachフレーズの音使いを分析していきましょう。まず一番肝心なtarget noteについて。フレーズの一番最後の音はDbで終わっていますが、これは次の音「C」へのアプローチです。この「C」を演奏した瞬間、それまで分からなかったCマイナーキーの雰囲気が戻ってくるのが分かります。


さて、ここからがtarget note approachの一番面白いところです。一度target note approachのフレーズを弾き始めたら、キーの雰囲気、つまり調性感は無くなってしまうのです!伴奏のコード進行があろうがなかろうが同じです。フレーズを弾いている最中はコード感、調性感は皆無で、あるのは「無調性感」のみです。これは「クロマチックスケール感」とも言えます。各unitの音使いやpolyunitのつながりには必ずクロマチックスケール、もしくはクロマチックな動きが含まれている。それがフレーズ全体の響きに大きく影響しているのです! 


2012年4月5日木曜日

PatMethenyLabo:Target Note Approach、Third Wind研究と"unit"

ここではtarget note approachで演奏されたフレーズを分析し、どのようなコンセプトが含まれているのかを考察してみたいと思います。実際に演奏された映像と譜例をご覧ください。DVD "More Travels" に収録されている「Third Wind」から、前半のテーマが終わり、アドリブに入る直前に演奏されているtarget note approachフレーズです。(再生時間 1分38秒)



4小節に渡って16分音符で怒濤のように弾かれていますね!この長いフレーズの中にtarget note approachの仕組みを明らかにする重要な要素が含まれています。まずTAB譜を見ながら弾いてみましょう。(大きく見るには画像をクリック!)


2012年3月21日水曜日

PatMethenyLabo:Target Note Approachの演奏例

ここではtarget note approachを使って演奏されたフレーズの実例を挙げてみたいと思います。第9回モントリオール国際ジャズフェスティバルにてSteve Swallow(ベース)、Bob Moses(ドラムス)とのトリオで演奏した映像をご覧ください。曲はブラジルの伝説的シンガーソングライター、Milton Nascimento作曲の「Vera Cruz」。アドリブの最初(1分35秒)で弾かれているフレーズです。










2012年3月16日金曜日

PatMethenyLabo:トライアドとTarget Note Approach

Patのアドリブの中で一番特徴的なのはtarget note approachです。他のギタリストとは全く異なるアプローチであり、他のジャズプレイヤーとも全く異なるアプローチであると言っても良いかもしれません。Patがなぜこの奏法に行き着いたのか、1992年に行われたインタビューの言葉を引用しながら考察していきたいと思います。

「Q:あなたのプレイには多くのクロマチックノートが含まれていますね。」
「Pat:長い時間をかけてアドリブを勉強してきたミュージシャンは誰でも、どうにか12音全てを常に使えるようにならないかというアイディアに最終的に行き着くんだ。そしてその先のステップは、実際に12音全てを使い始めることなんだ!最初はとても違和感があるよ。でもその部分のアドリブ言語を深く掘り下げてきたColtraneなどの演奏をたくさん聞けば、自分でもちゃんと聞けるようになってくるものだよ。」

2012年3月8日木曜日

PatMethenyLabo:パットはなぜ薄いピックを使うのか?

~幼少期の音楽体験から現在につながるPatの感性~

Patが使うピックはティアドロップ型で、厚さが0.5mm程度のものが多いようです。
以前はJim Dunlop製で厚みが0.46mm、普通のプラスチック素材のものを使っていました。
現在は同じくJim Dunlop製の厚みが0.5mm、tortex素材のものを使うことが多いようです。
ピックの好みはギタリストそれぞれで違いますが、なぜPatはこのような薄いピックを好んで使っているのでしょうか?
理由は薄いピックが持っているキャラクターにあると思います。
以下に薄いピックと厚いピックのキャラクターの違いを挙げ、ピックの観点からPatサウンドの考察をしていきたいと思います。

2012年3月1日木曜日

PatMethenyLabo:「James」アドリブ研究その4




Patが敬愛するアメリカのシンガーソングライター、James Taylorに捧げた曲「James」。
優しいメロディラインはすぐに口ずさめるくらいポップでありながら、モーダルインターチェンジを駆使したコード進行がとても印象的です。
Jamesのオリジナルアルバム・バージョンからのアドリブソロコピー、その4です。

<フレーズの説明>
・再生時間2秒
15小節目4拍目のウラ拍から始まるフレーズの、最初の4音を取り上げます。コード進行はC#m7b5からF#7へとつながる移り変わりの激しい箇所です。Patはこれらのコードを几帳面になぞるのではなく、重要なポイントに絞って演奏しています。Patの音使いはF#、G、A#、C#となっていますが、これらの音をどのように解釈すれば良いでしょうか。
C#m7b5からみると4度、b5度、6度、ルートとなります。
F#7からみるとルート、b2度(=b9度)、3度、5度となります。
両者を比べてみると、F#7(b9)のコードトーンを弾いていると考えるのが一番シンプルだと思います。Patはこの場合(流れの早いコード進行のとき)無理に全てのコードを弾こうとせず、印象的なコードに絞りフレーズをくっきり聴かせているということが言えると思います。

・再生時間3秒
16小節目の3拍目からの4音についてです。コードはBm7の箇所です。コードトーンと対比した場合はb3度、4度、5度、b3度となりますが、曲のキーから見るとDo、Re、Mi、Doとなっています。本来であればBm7=VIm7のフレーズとして捉えるべきですが、聴こえ方としてはDメジャースケールの最初の3音と聴こえます。

・再生時間4秒
17小節目から18小節目まで、繰り返しのフレーズが出てくる部分です。So、Mi、DoというフレーズとSo、Tiというフレーズの2種類が入っています。コード進行はEm7とD on F#の繰り返しなのでコードトーンとして見ると正反対の順番なのですが、フレーズとしてみるとこの順番の方が流れが出ますね。

・再生時間7秒
19小節目から20小節目の2拍目までの部分です。SolfegeでいうとLa、La、So、So、Re、Re、Re、Re、Doとなっています。Em7の部分は5度、5度、4度、4度となり、4度のA音は次のA7のルート音ですね。これはコード進行を前倒しで弾いていると言えます。その流れで次のフレーズ、A7の部分で5度、5度、5度、5度となり、Dmaj7でRootに落ち着きます。

<参考音源>
音源はPat Metheny Groupのアルバム「Offramp」に収録されています。右上のジャケット写真をクリックするとiTunesプレビューが開きますので、まだ聴いたことがない人はぜひチェックしてください!

2012年2月27日月曜日

PatMethenyLabo:「James」アドリブ研究その3



Patが敬愛するアメリカのシンガーソングライター、James Taylorに捧げた曲「James」。優しいメロディラインはすぐに口ずさめるくらいポップでありながら、モーダルインターチェンジを駆使したコード進行がとても印象的です。Acousphereを始めた当初からの愛想曲ですが、いつも演奏しながら気持ちが癒されます。Patの作曲法の奥深さと、インプロビゼーションの巧みさを絶妙なバランスで聴くことができるアルバムバージョンから、アドリブソロを1フレーズごとコピーし分析していきたいと思います。Jamesのオリジナルアルバム・バージョンからのアドリブソロコピー、その3です。

<フレーズの説明>
・再生時間6秒
6弦7フレットから始まるフレーズです。このポジションだと6弦10フレットがルートになっていますが、ここから5弦5フレットがルートのポジションに移動します。次のフレーズへの流れを考えて、5弦7フレットを中指で押さえ、そのまま中指で5弦5フレットに移動します。

・再生時間7秒 (TAB譜11小節目から12小節目)
5弦5フレットのD音から始まるこのフレーズは、Patのメロディスなアドリブセンスが素晴らしい箇所です。速いコードの流れに沿って、絶妙な音使いをしています。フレーズの各音を各コードと対比して分析してみましょう。
 Dmaj7:root、3度
 Gmaj7:root、2度、3度
 C#m7b5:root、b2度、b3度
 Bm7:5度、5度、4度、b3度
一見D major scaleをただ上昇しているようですが、実は各コードトーン(特にルート音)をきっちり押さえたフレーズになっています。とても自然な流れに聞こえるのに、実は緻密に計算されていることが分かります。常にコードトーンを意識しながらアドリブをしているPatならではの音使いです。

・再生時間10秒
13小節目、1弦7フレットのB音はEm7の5度のコードトーンです。1弦9フレットのC#音に一度移動し、D/F#コードのタイミングで1弦5フレットのA音を弾いています。このA音はD/F#コードの5度のコードトーンです。次の2弦7フレットF#音と合わせて、ここでも確実にコードトーンを狙って演奏していることが分かります。次の14小節目も同様のアプローチで演奏されています。

・再生時間14秒
15小節目、Dコードのトライアドが弾かれています。2弦、3弦、4弦、の7フレットということで、ギタリストにとっては弾きずらいポジションですね。1弦2フレット、2弦3フレット、3弦2フレットの順で弾く選択肢もありますが、音色が籠り気味なのと、前のフレーズからの移動が少ないということでこのポジションを選びました。

<Technical Advice>
コードプレイヤーのアイディアを応用しよう
最後のDトライアドの箇所の指使いについてですが、3つの音を人差し指、中指、薬指というように別々の指で押さえています。これはシングルノートプレイヤーの演奏ではあまり見ないアイディアですね。普通異弦同フレットを弾く場合には、人差し指などを寝かせてまとめて押さえる方法をとると思います。しかしメロディラインをはっきり分離させて聞かせたいときには、各音を別々の指で押さえる方が良いのです。今回採用した指使いは、コードプレイがメインのTuck Andressが使っているものです。手首の角度を変化させて、異弦同フレットに対応しています。Patが実際この指使いで弾いているのかは確認できていませんが、非常に良い演奏方法の例としてこのTuck式指使いも使えるようになりましょう。

<参考音源>
音源はPat Metheny Groupのアルバム「Offramp」に収録されています。まだ聴いたことがない人はぜひチェックしてください!

2012年2月2日木曜日

Pat Metheny Tour in Japan 2012 ライブリポート:その3

『An Evening with Pat Metheny with Larry Grenadier』ライブリポート、その3です!

M7. Find Me In Your Dreams
Brad Mehldarとのデュオアルバムからもう1曲。パットはガットギターに持ち替え、柔らかくも芯のある音色で演奏。4曲目のAlways and Foreverと同じくレンジの広いサウンド。ラリーと共にかなり自由な雰囲気を持った演奏ですが、リズムに合わせていくというよりもリズムの軸を感じながら合わせたり外したりを自由にコントロールしている感じです。この軸を一つしっかり持ちつつ、それを基準にして時折外すという感覚はリズム然り、ハーモニー然りで演奏をとても面白くする要素だと思います。
アドリブのアイディアとしては、トライアドを3連で駆け上がるフレーズを連続して弾くものが印象的でした。ある意味エクササイズのようなフレージングですが、これこそエクササイズをしっかりこなしていないと弾けないフレーズだと思います。

2012年2月1日水曜日

PatMethenyLabo:「James」アドリブ研究資料

「James」アドリブ研究に必要な資料です。タブ譜を見ながら映像を見るとさらに分かりやすくなるのでぜひ参考にしてくださいね!

<画像をクリックすると大きくなります!>

Pat Metheny Tour in Japan 2012 ライブリポート:その2

『An Evening with Pat Metheny with Larry Grenadier』ライブリポート、その2です!

M4. Always and Forever
名盤「Secret Story」からのスローナンバー。メロディが始まった瞬間に客席から拍手が起こります。パットはガットギターに持ち替えて、ラリーのどっしりとしたサポートの上に乗るようにフィンガーピッキングでメロディを紡いでいきます。ゆったりと音楽の中に漂うような演奏。しかしその雰囲気そのものをパットとラリー自身が作り出しています。
パットはカッタウェイ付きのガットギターを弾いていますが、そのサウンドはまたしても生音のリアルさが有りつつ柔らかい。パットが好むガットギターサウンドはクラシックギター特有の高音域のピーキーなアタック感がほとんどなく、中音域を前面に出した太く温かい音色です。弾いたときに「トゥン」と音が前に出てくる感じ。時々聞こえてくるナイロン弦がひしゃげる音や巻き弦のメタリックな音がナチュラル感を出しています。

2012年1月31日火曜日

Pat Metheny Tour in Japan 2012 ライブリポート:その1

2012年1月17日から30日にかけて全国3会場(名古屋〜東京〜札幌)、20公演行われた今回の来日ツアー。昨日の札幌公演をもって全日程が終了しました。Patの演奏を観るのは今回で6回目となりましたが、初めて地元札幌で観るチャンスに恵まれたという感慨深い気持ちを胸に抱きつつ、会場となったニトリ文化ホールへ足を運びます。(ちなみに札幌での公演は今回で3回目だったそうです。)

『An Evening with Pat Metheny with Larry Grenadier』と銘打たれた今ツアー。Brad Mehldauの "The Art Of The Trio" に参加していたベーシスト、Larry Grenadier(ラリー・グレナディア)とのデュオです。パットとラリーは今回が初共演ではなく、パットの99>00トリオにラリーが参加していたり、逆にパットがThe Art Of The Trioに参加する形があったり(2007年スペインでのライブ)と、何かと接点があったようです。パットとベーシストとのデュオはこれまでにCharlie Hadenとの演奏がありましたが(ミズーリの空高く)、ラリーの感性から生まれるサウンドはパットとどのように混じり合っていくのか、とても楽しみなところです。

ではさっそく当日の曲順に従ってレビューしていくことにしましょう!

2012年1月25日水曜日

PatMethenyLabo:「Third Wind」アドリブフレーズに挑戦!

ジャズギタリストとして、そしてコンポーザーとして素晴らしい作品をたくさん残してきたパット・メセニー!デビュー当時からすでに才能を開花させていましたが、それに驕ることなく絶えず努力をすることで、現在では世界のトップと言えるテクニックと感性を身に付けることに成功した人でもあります。そんなパットの曲に挑戦してパットの感性を少しでも感じられたらと思い、この曲にチャレンジしました。もちろんそう簡単には弾けるものではありませんが、それも含めてぜひみなさんにもトライしてほしいと思います!


2012年1月24日火曜日

PatMethenyLabo:Orchestrionツアー2010 in Tokyo ライブレポート!

2010年にPatが東京で行った「Orchestrion」ツアーのライブレポートを再び掲載します!2012年の来日ツアーがすでに始まっていますが、前回来日時の2010年ツアーもすごかったです!当時の雰囲気が少しでも伝わればいいなと思っています。ぜひご覧ください!。。。。。


2012年1月18日水曜日

PatMetheyLabo:メセニーインポジションとメセニーストレッチ

パットメセニーならではの左手テクニックを紹介します。パットのフレーズにも大きく関係しているテクニックをぜひ学んでください!

メセニーインポジションについて
まずインポジションという言葉についてですが、ギターを弾く際の左手の基本的なフォームのことです。指を隣り合ったフレットに順番に配置していきます。このとき親指はネック裏のだいたい人差指と中指の真ん中くらいにあるのが普通ですが、「メセニーインポジション」の場合は薬指の裏にもっていきます。このフォームが演奏にどのように影響するのでしょうか?

2012年1月13日金曜日

PatMethenyLabo:目をつぶって演奏することとクリエイティヴィティ

Pat Methenyは演奏の大部分を目をつぶって演奏しています。
なぜPatはそうしているのか、その理由を考察していきます。

Patの演奏シーンを見ていると、目を開けているのはメロディを弾いているときと、演奏中に大きなポジション移動があるときです。他に自分以外のミュージシャンがアドリブをとっているときに、その人の方を見ながら伴奏をしているときもあります。逆に目をつぶっているときはアドリブを弾いている最中です。難しいアドリブフレーズを弾くときに目をつぶっていると間違える可能性があるのでは?と普通考えてしまいますよね。でもPatの場合は違うのです。

アドリブを弾くときには目をつぶっている方が良いのか?
ここでシンプルに疑問が浮かびます。アドリブを弾くときは目をつぶっている方が良いのでしょうか?ほとんどのギタリストは演奏のほぼ全てを目を開けて弾いています。間違えず正しい音の選択をし、正確に演奏するためには当然の弾き方ですよね。視覚で両手を完全にコントロールできるのですから、これほど安全な弾き方はありません。

ここでちょっと人間の知覚について考えてみたいと思います。
知覚には視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚の5つがあります。
ある文献によると、物事を判断したり認識したりするときのこれらの知覚の割合は、
視覚87%、聴覚7%、嗅覚3%、触覚2%、味覚1%
という具合なのだそうです。視覚の割合が圧倒的に多いのが分かります。つまり視覚を頼りにして物事を行えば、大抵の場合は大丈夫ということです。

2012年1月12日木曜日

パット・メセニー2012年来日ツアー迫る!

2012年もパットは日本に来てくれます!
来る1月17日よりおよそ半月に渡って来日公演が行われます。
毎回のように異なる楽器編成・新しいアイディアで我々を驚かせてくれるパットですが、今回はベースとのデュオ。
以前チャーリー・ヘイデンと「ミズーリの空高く(Beyond The Missouri Sky)」という作品を発表していますが、今度のラリー・グレナディアとのデュオはどのようなサウンドになるのでしょうか!

『An Evening with Pat Metheny with Larry Grenadier』

2012年
1/17(tue) - 19(the) NAGOYA Blue Note
1/20((fir) - 28(sat) Blue Note TOKYO
1/30(mon) ニトリ文化ホール (旧・北海道厚生年金会館)

東京のブルーノートはそろそろ完売間近なようですが、札幌、名古屋はまだチケットが入手可能なようです!
僕は今回久々に札幌にもパットが来てくれるので、札幌で観たいと思います!