2012年7月5日木曜日

久々のゲスト&サポート的ライブ出演!


ここしばらくバタバタしていまして久々のブログ更新です!
その理由は友人ミュージシャンのライブへのゲスト出演でした。
先日、小樽出身で現在東京を中心に活動しているシンガーソングライター、秋山羊子さんの最新アルバム発売記念ツアーがあり、北海道内では札幌を中心に4日間あったライブの3日目にご一緒させていただきました。

曲目は7割くらいがオリジナル、残りの3割くらいがカバー曲。
独創的な世界観を持っている秋山さんの曲はどれも印象深いのですが、今回の新作がカバーアルバムということもあり、僕のリクエストで新旧織り交ぜた選曲で4曲ほど絡ませてもらいました。
曲数は少なかったですが半分サポート的な気持ちで、既存の楽曲にどう自分の居場所を作るかという久しぶりのチャレンジングな感覚!
準備段階から当日まで試行錯誤しつつ楽しく悩む日々でした。


ギターアレンジを考えるときに、まず原曲からもらう最初のイメージがあります。
この曲にはこういう絡み方が合うのではないかとか、この種類のギターの音色が良さそうとか、自分の中のイメージをふくらませます。
それを実際に合わせたらどんなサウンドになるのか、原曲に合わせて軽くレコーディングしながら細かい部分を詰めるという作業を行いました。
今回はどちらかというと伴奏的な役割が多いアレンジを作ったので、曲の全体像を掴むためにもこの作業は有効だったなと思います。
また事前にその音をファイルで送って聴いてもらえたことが、お互いのイメージを乖離させることなく本番に臨めたポイントだったかなとも思います。

楽器の選択に関しては、今回はガットギターとフラットトップギターを用いました。
ガットはParadisというスイス在住のルシアーさんが製作したもので、今回がライブデビュー!
以前アコースフィアのレコーディングではピエゾピックアップの音が細いということがあったので、ピエゾをRMCのものに載せ換えました。
音色はだいぶ太く、甘くなったのではと思います。
あとネックのローポジション部分が太めなのが、ソロギターを弾くときに隣の弦に指が触れずらくやはり弾きやすいなと感じます。

フラットトップはTaylorのバリトンで、これまた今回がライブデビュー。
1~4弦メインのボイシングを使えば柔らかい響きのコードサウンドになり、低音はぐっと存在感のある太い音色。
今回は楽曲の関係で変則チューニングにしましたが、通常のBbチューニングも落ち着いた色気のある響きです。
伴奏に良し、ソロギターに良し、のギターなので自分の新しい武器として今後さらに研究を重ねていきたいですね。

ここまで、先日のライブレポートをご覧いただきました!
自分のレギュラーユニットでの演奏はもちろん楽しいですが、そうではない他のミュージシャンとの共演も刺激的で、同時にとても勉強になります。
7/15のMotion Blue Yokohamaライブでは弟子の若手ギタリスト2組との共演が待っています。
彼らのサウンドに我々アコースフィアの2人がどう絡むのかというところも楽しみに、当日ぜひ会場まで足を運んでくださいね!