2012年1月5日木曜日

フィンガリング・プラクティス

ギター演奏には右手も左手も両方大切ですが、それぞれ役割が異なるので、別々のポイントを練習する必要があります。
ここでは左手の動かし方に絞った練習方法を紹介します!
初心者の人は左手の指がしっかり動くようになるように、だいぶ弾けるようになった人は基本を確認するために、しっかり取り組んでみてください!

正しい左手のフォームを作って練習しよう
練習するときに気を付けてほしいポイントは、「正しい左手のフォームを作る」「フレットの際を押さえる」「コンパクトに指を動かす」の3点です。速く指を動かすことよりも、ゆっくり1本1本の指の動きを確かめながらフォームを作るということを重視して練習してください!



動画でチェック!
実際の演奏はこうなります!この動画はHPに載せる都合上、演奏スピードが速くなっていますので、みなさんが練習するときにはゆ~っくりのテンポで一つ一つの音をしっかり弾いてください。

<注意ポイント!>人差し指から中指に移るとき、人差し指は力を抜かずしっかり弦を押さえたまま中指を押さえるようにしましょう。薬指、小指を押さえるときも同様です。

では譜面の画像を見ながら練習内容を説明します。押さえるフレットは人差し指=5フレット、中指=6フレット、薬指=7フレット、小指=8フレットで、インポジションの形になっています。5→6→7→8フレットの順番で1弦から6弦までを弾いていきます。ピッキングは、ゆっくりのテンポの場合は ダウンピッキングだけで弾いてください。速いスピードで弾きたい人はダウンピッキングとアップピッキングで交互に弾くオルタネイトピッキングが良いでしょう。

練習はゆっくりやればやるほど上達が早い!
ギターに慣れてくると、どうしても速いスピードで弾きたくなってしまいがちです。ただ、指の動かし方や移動のタイミングなどのディテール(詳細)を見逃してしまうので、ある程度までは上手に弾けるようになってもすぐに壁に突き当たってしまいます。この壁が自分の限界になってしまい、たくさん弾いているのに上達できないということになってしまいます。しかし実際は演奏の限界というものはなく、誰でもちゃんとした方法で練習すればどんなことでもできるようになるのです。演奏のディテールを細かく理解して、ゆ~っくりから練習し、出来るようになったらほんの少しずつテンポを速くしていくのがベストな練習方法だと思います!急がば回れの精神でがんばってください!