2012年1月6日金曜日

フレットを押さえるときの正しい場所

ギターを上達するためにはコツが必要です。正しくギターを持つ、ピックを握る、弦を押さえるなどなど、たくさんのコツが積み重なって良い演奏になっていきます。ここでは弦を正しく押さえるというポイントの中から「指板のどこを押さえれば良いのか」を説明します。正しい場所を憶えて、楽に良い音でギターを弾けるようにしましょう!

フレットの際を押さえて省エネ&クオリティアップ!
弦を押さえる場所には、例えば5フレットと6フレットの間のように幅があります。この間のどこを押さえても良いという訳ではなく、良い音を出すためにはいつも一番良いスポットを押さえる必要があります。フレットの際(※フレットの際というのは、フレットの真上ではなく、ぎりぎりフレットに触るくらいの場所のことです。)を押さえると指の力は全然いらないのに、くっきりとした良い音を出せるんですよ!指の力を使わない省エネをしながら、しかも良い音で演奏できるなんて素晴らしい!!では以下の説明を見ながら一緒に試してみてください。

写真の人差し指に注目してください。フレットとフレットのちょうど中間くらいの場所を押さえていますね。実はこれだとちゃんと弦を押さえられなくて、弦のビリビリ振動する音が出てしまいます。そしてその音を出さないように左手に余分な力が入ってしまい上手に弾けない悪循環になってしまうのです。

この写真では、人差し指がフレットの際のところを押さえていますね。ここを押さえると指の力はほとんど使わずにとてもくっきりとした良い音を出せるのです!フレットの際の方と際じゃない方を弾き比べてみるとどちらが良いかすぐ分かりますよ。





練習方法
初めは指先を注意深く見ながらゆっくりと押さえて練習してください。そのとき1回押さえるごとにピッキングして、ちゃんと良い音が出ているか確認すると良いでしょう。慣れてきたら指を見ないで、指先がフレットに触っている感覚を感じながら弾けるようにしてください。この感覚を覚えて楽に良い音でギターを弾けるようになってくださいね!