2012年1月30日月曜日

Tears In Heavenの伴奏を弾こう!(初級)

アコースティックギターを弾く人の多くが憧れる名曲、エリック・クラプトンの「Tears In Heaven」の伴奏にチャレンジしてみましょう!アルペジオを中心にした指弾きのテクニックと、上手にコードチェンジをする左手のテクニックは、どちらもギター演奏に必要な基本中の基本。この曲を学ぶ中でしっかり身に付けてくださいね。

ではさっそく楽譜を見てください。(曲の途中まで抜粋してあります。)



まずはイントロから!
Tears In Heavenのイントロといえば、誰でも絶対1度は聞いたことがあるとても印象的なイントロですよね!使われているコードの種類はオーソドックスな形のものの他に、『分数コード』と呼ばれるちょっと変わった響きのものがあります。これは普通のコードだとルート音が一番低い音になっているのに対し、ルート以外のコード音や、コードに含まれていない音が一番低い音になっています。楽譜の中では1小節目のE/G#が最初に出てくる分数コードなのですが、分母の部分には一番低い音の名前(G#)、分子の部分にはコードの名前(E)が書かれています。

分数コードは普通のコードとはちがう押さえ方をするので注意してください!でも一度弾けるようになれば大丈夫なので、前後のコードとまとめて憶えましょう!以下がイントロとAパートのタブ譜の一部です。












右手はアルペジオ!
この曲はコードをアルペジオで弾きます。右手の親指がベース音、人差し指と中指がコード音を担当し、交互に弾くというパターンになります。それから、このパターンに加えてベース音や、コードの一番高い音が動いて印象的なラインを作っている部分があります。コードフォームを押さえながら、余っている指を使ってそれらの音を出すことがあるので、これも決まったパターンとして憶えるといいですね!

アルペジオは一人で弾き語りをするときだけでなく、他の人の伴奏やバンドの中で演奏するときにもにも使える、とても大切なテクニックです。ギター演奏の基本をしっかりとマスターしてくださいね!